ときどき読むブログに次のものがある。
http://science-professor.blogspot.com/
アメリカの大きな研究型大学に勤務する女性科学者のもの。アメリカのサイエンス業界でも、女性科学者の位置はまだまだ日々の闘いなんだということがわかる。
こうしたブログはアメリカだけでも何十万、何百万人が書いていると思うが、感心するのはその文の長さと、文がちゃんと「公共化」を意識して書かれていること。
いかに私的なパブリッシングとはいっても、文章が体をなしていなかったり、誤字脱字が多かったりしては、みっともない。英語圏の強さは、たとえば新聞記事の長さを比べてみるだけで、はっきりする。だが、この長さで毎日書き続けることは、ちょっとできない、ぼくには。生活時間の見直しからやらないと。
読むことと書くことの比率は大きな問題だが、いまは(むかしも)読むことの比率を圧倒的に高めたい気分。いわゆる「忙しい」(何かしらこまごました作業が溜まっている)ときに、まず犠牲になってしまうのが読む時間で、それがつづくと確実にダルな心になってゆく。
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